作業5日目は、吹雪のため中止
作業6日目、気温マイナス11℃風速25メートル程の猛吹雪。
雪像の上には立っていられない程危険な状態だ。(写真は、そんな中での奇跡の一枚です)
ホースの水が出ない。ホースの中で水が凍てしまったのだ。やむなくバケツで水を運ぶことにした。その際、左手に水満杯のバケツ、右手に満杯の雪を詰め込んだバケツを持って梯子をすいすい登ってくる髙橋さん。これには驚いた。なんというバランス感覚と脚力握力なのだろう。私なんかは、左手でしっかり梯子ををつかみ右手で水六分目まで入ったバケツを一段一段やっと上げながら登るのだ。二三回でギブアップした様だ。さすが自転車競技選手はちがうね。
雪像の上に運んでもらった水のバケツに雪を入れ、シャーベット状の雪を掌いっぱいすくいあげ師匠に渡す、師匠は風に飛ばされないように右手で雪像に縛りつき左手で私の雪を受け取りばちゃばちゃと雪像にはりつける。その時危ないので師匠の右袖をそおっと、しっかり掴む。その作業を何度か続け今度は、右手にノミをも持ち氷を削る。
左足は10センチ程の窪みに立ち、右足は膝を折り窪みにかけての不安定な体勢での作業だ。師匠が下に降りた隙に、左足部分をトンガで削り20センチ程に広げた。これで少しは安定するだろう。
今日は、こうして禰豆子の顔が完成。たんじろうの顔も修正された。
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